みなさん、ひな祭りはどのように過ごしますか?
特に何もしないという方もいれば、家族みんなでパーティーという方もいるでしょう。
パーティーをする場合には、どのような料理が並ぶでしょうか。
お祝い事だからと、張り切って料理を作る人もいるでしょう。
初めてパーティーをするから何を作っていいか分からないという方もいるでしょう。
そんな方々にひとつの例として、ひな祭りパーティーの食卓に並べるものを紹介します。
普段はあまり料理をしない場合でも、こんな時くらいは頑張ってみてはいかがでしょうか。
それでは、さっそくいってみましょう!
主役はちらし寿司★ひな祭りパーティーのテーブルを華やかに彩ろう
さて、ひな祭りの主食は「ちらし寿司」とよく言われますが、なぜなのか知っていますか?
実はしっかりとした理由はないようです。
祝いの席で寿司を食べる、というところからひな祭りでも食べられるようになったのかもしれません。
では、なぜ寿司が祝いの席で食べられるかというと、漢字にその理由が示されています。
寿司は「寿(ことぶき)を司(つかさどる)る」と書くため、縁起物として祝いの席で出されることが多いそうです。
ちなみに、「ちらし寿司」ですが、実は具の方に意味があるのです。
例えば、海老ですが、これは腰が曲がるまで丈夫でいられるようにという長寿の願いや、何度も脱皮をすることから出世祈願として食べられます。
また、豆には「健康でマメに働く」というところから仕事がうまくいくようにという願いを込めて食べられます。
他にも意味を持った食材はありますが、それはご自分で調べてみてはいかがでしょうか。
そんな「ちらし寿司」ですが作り方は簡単です。
まずは酢飯を用意して、入れる具を同じくらいの大きさに切って混ぜ合わせれば出来上がりです。
ひな祭りのちらし寿司のおともにははまぐりのお吸い物
さて、ちらし寿司を食べる意味について書いてきましたが、ひな祭りではもうひとつ、よく食べられるものがありましたね。
それは「はなぐりのお吸い物」です。
こちらには、どのような意味があると思いますか?
こちらは「ひとりの人と生涯連れ添う」という願いが込められていると言います。
なぜかというと、はまぐりというのは同じ貝殻でなければ対となってぴったり合うことがありません。
そこから、上記のような願いが込められたと言われています。
以前ほど、ひとりの人と生涯を連れ添うことが多くない現代社会ですが、だからこそ、こういった願いを込めて食されるのかもしれません。
そんな「はまぐりのお吸い物」も作り方は簡単です。
まずは具材(はまぐり)を用意して、砂抜きをしておきます。
次に昆布だしを取り、しょうゆと塩で味を調整して、具材を投入します。
投入後、汁を煮込んで、はまぐりの口が開いたら出来上がりです。
ちょっとおしゃれでかわいいおかずにも挑戦してみよう!
ひな祭りのご飯に、ちらし寿司とはまぐりのお吸い物だけでは足りないですよね。
もう一品くらい足したいという時に、少しおしゃれでかわいいおかずを加えてみてはいかがでしょうか?
この時期は、根菜類が美味しい時期と重なります。
そこで手間もかからず準備ができる「野菜スティック」を作ってみてはどうですか?
材料は大根、ニンジン、キュウリ、セロリです。
それぞれを長さはお好みですが、細長く切ります。
それをお皿に盛りつけて、味噌やマヨネーズをつけて食べるのです。
料理というより、野菜を切っただけになりますが、食卓に綺麗な彩りを作ってくれる一品です。
さいごに
さて、ここまでひな祭りの食事について意味を含めて書いてきました。
実際になぜそれを食べるのか、意味が分かるだけで少し気の持ちようも変わってきますよね。
次のひな祭りでは、意味をかみしめながら料理を用意してみてはいかがですか?