今年、コートの購入を考えている30代女子の皆さん
20代の時と同じような選び方をしていませんか?
周りから見ると「なんだか無理してる女性」と思われていないでしょうか?
でも30代だからと言って、おばさんっぽくなるのは嫌だし、そんなに高価なコートは買えないし・・という方。
大人だからこそ、かわいく着られるコートもありますよ。
特にコートは一番外側に着るものなので、それだけでその人の印象が大きく左右されます。
ぜひ、このサイトを参考に選んでみてくださいね。
通勤にも使える人気のシンプル・カワイイコート
トレンチコート
通勤にも使えるという事で、シンプルなデザインがお勧めです。
色はキャメルや紺色だと地味過ぎず、派手過ぎずインナーとも合わせやすいですよ。
長すぎないミディアム丈は、上品で清楚なコーディネートができます。
雨に強い撥水加工がされていると、レインコートとしても使えます。
最近では、花粉対応加工がされているものもあるようです。
いいですね。
ライナー付だと、春先から冬まで長く着られます。
プライベートでは、スニーカーやデニムにも合うので、コスパの高いコートですよ。
しわになりにくく、お手入れしやすいものがお勧め。
購入する際は、シルエットが綺麗か、腕周りがきつくないかなど、一度試着して確認してみましょう。
チェスターコート
トレンチではちょっと寒いかな?という方にはこちら。
シンプルでフォーマルな雰囲気があるので、通勤時のアウターにぴったりです。
チェスターコートは、元々は男性用コートですが、レディース用のチェスターコートも人気があります。
ところで、私の勉強不足ですが、そもそもチェスターコートとはどんなコートでしょう?
聞かれても上手く説明できない事に気がつきました。
雑誌を読んで何となく
「あの、丈の長いジャケットみたいなコートね。」としか思っていませんでした。
そこでちょっと調べてみました。
チェスターフィールドコートとも呼ばれる。19世紀頃英国で流行した。
英国のチェスターフィールド伯爵が最初に着用したと言われている。
人の名前が由来で、歴史と伝統のあるコートだったんですね。
特徴として
ノッチドカラー、胸元の箱ポケット、両脇のフラップ付ポケットなど。
ノッチドカラー?…V字形にノッチ(刻み)の入った襟の総称
箱ポケット?…背広の胸ポケットが代表的なもので、ポケット口が箱型に作られた切りポケットの総称だそうです。
フラップ付ポケット?…ポケットが隠れるようにふたのようなものがついていますよね。あれがついたポケットの事らしいです。
よく雑誌などで紹介されている長過ぎる丈のものは、コーディネイトが難しいのでお勧めしません。
特に私みたいに身長が低目の人が着ると、多分、裾を踏んで階段で転びます…。
身長に自信のない人は、膝上10cm~15cmの丈がお勧めです。
下に細身のパンツを履けば、きれいなシルエットができます。
そして「色」についてですが、やはり無難なところで
ブラックはもちろん、ブラウン(キャメル)、紺色がお勧めです。
暗い色のコートは、インナーを明るめの色でまとめると軽やかな印象になります。
また、小物にアクセントの色や柄を取り入れてもおしゃれです。
小物使いについて、例えばマフラーだとチェスターコートの襟を活かすことが出来るし、スヌードだと小顔効果が期待できます。お好みで取り入れてみてください。
プライベートで着る時は、パーカーやイージーパンツ、スニーカーと合わせるといいですよ。コート自体にきちんと感があるので、カジュアルすぎないコーディネイトができます。
スカートやワンピースとも相性が良く、着回しもしやすいです。
『チェスターコート』まだ着たことがない人は、ぜひチャレンジしてみましょう。
ちょっとしたパーティーや女子会に着ていくならこのコート
ノーカラーコート
とにかく上品に見えます。スカートやワンピースに合うので、女性らしい綺麗なファッションにしたい結婚式やパーティーにぴったりのアウターです。
少し長めの丈だとお腹回りや腰回りの気になる部分も隠れるので嬉しいです。
色は明るめのベージュやグレーがお勧めです。。
襟がないため、ネックレスを合わせたり、デコルテラインのおしゃれが楽しめるのもノーカラーコートのメリットのひとつです。
寒くなると、マフラーやスヌードなど色々な巻き物を楽しめるのも魅力ですね。
個人的にお勧めするは、フェイクファーのマフラー、つけ衿、バッグなどをアクセントに入れるとゴージャスな感じが出ます。
付属品として最初から襟元や袖口にファーがついているものもあるので、ファーなしの状態でも首まわりが窮屈でないかチェックをしてみてください。
フェイクムートンコート
フェイクムートンは見た目・風合いともに天然のムートンに似せて作られたものです。
フェイクと言っても、最近はフェイクに見えない高級感のある良い素材のものが、たくさんあります。羽織るだけで一気に華やかな印象になります。
インナーにレースのスカートや花柄のワンピースを持ってきても、甘くなり過ぎないところが魅力です。
ブーツとの相性も良いです。シンプルな黒のショートブーツや華奢なヒールを持ってくることで、全体のバランスが良くなります。
保温性抜群で、天然のムートンより虫やカビの害を受けにくいです。
色は、明るめだと華やかになりますし、濃い色だと体系を引き締めてくれます。
ベージュやグレーなら、コーディネイトしやすいですね。
ムートンはボリュームがあるため、なるべく細身のデザインがお勧めです。
コートのデザインもノーカラーやフード付きなどバリエーションが豊富です
選ぶ際には、持ってみてあまり重たくないもの
安く見えないようにするため、テカリのない素材のものを選んでください。
毛足もあまり大げさすぎないものを選ぶと良いでしょう。
その他、フェイクムートンも「熱に弱い」「水に弱い」「光に弱い」などの性質があります。
専用製品(防水スプレー、ブラシ、クリーナー等)でお手入れしてください。
デリケートな素材なので、長く愛用できるようお手入れしましょう。
また、毛皮・革製品は冠婚葬祭の席ではタブーとされていますが、コートはそんなに気にしなくていいです。会場に着けば、入り口のクロークに預けてしまうので大丈夫です。
手軽に購入できる価格帯でお好みのものを選んでみてくださいね。
大人すぎず、若すぎない30代女子の絶妙なバランスを表現したコート
ピーコート
クセのないベーシックなコートなので、着回しし易いです。
ただ、直線的なラインで短めのものだと学生さんなどが着るイメージが強いですよね。
ところが、最近の大人のピーコートは、ウェストシェイプで、細身の女性らしいラインの物が出ています。
ぜひ、スタイルに合わせて上品でエレガントに着こなしてみてください。
さてピーコートの由来についてですが、
ピーコートの「Pea」は「錨(いかり)の爪」を意味します。
元々、イギリス海軍が軍服として着用していたようです。
フランスのブルターニュ地方の漁師さんなどもよく着ていたそうです。
甲板などの厳しい気象条件で使用することから、風向により左右どちらでも上前を変えることが可能となっています。
また、片方のボタンが壊れてももう片方でつけることができます。
その他、錨(いかり)マークの大きなボタンは、手袋をしていても開閉が可能なようにとの事です。
さすが!軍服だったということもあり、利便性を考えて作られていますね。
色について、ネイビーが昔からのピーコートには多いカラーです。
何にでも合わせ易く、とにかく失敗がないのでお勧めです。
定番過ぎて…という方には、落ち着いたカラーのグレーや黒もお勧めです。
インナーも合わせ易く、大人っぽい着こなしができます。
優しい印象のキャメルは、肌を綺麗に見せてくれます。
特にジーンズと合わせるならキャメル色のピーコートをお勧めします。
スキニーなど細めのパンツを合わせると、下半身をスッキリと見せます。
また、ピーコートは、今年人気のガウチョパンツやワイドパンツにも合わせ易いです。
Aラインのミディアム丈で、靴をショートブーツにするとメリハリが付きます。
マフラーやスヌードなどで、上の方にもボリュームを持たせたり、帽子などをかぶると、下ばかりに重心が行くのを防ぐ事ができます。
コーディネイト次第で大人っぽく着こなせそうですね。
モッズコート
由来については、
米軍が採用していたパーカー付きのコート(その代表が「M-51」)が、後にモッズコートと呼ばれるようになったそうです。
好き嫌いはあるかも知れませんが、個人的にはモッズコート大好きです。
一時「踊る~」の影響でみんな着ていましたよね。年代がバレバレです。
最近では、形は違いますが、SEKAI NO OWARIが「ドラゴンナイト」で着用しています。
ビジネスには不向きですが、忙しい子育てママには強い味方です。
・何といっても温かい、風邪を通さない
・前がチャックの物はすぐ着られる
・動きやすい。
・どんなカジュアルスタイルにも合う
・黒やカーキだと汚れが目立たない
こんなところでしょうか?
小さい子供は体力が有り余っています。一日中公園で遊ぶこともあります。
何と言っても、機能性重視なわけですが、オシャレも楽しみたいですよね。
モッズコートの色のバリエーションは少なく、定番のカーキ、ベージュ、黒が大半です。
シルエットはきれい目で、広がりすぎない(ダボッとしない)方が絶対いいです。
選ぶ際は、重ね着した時にどれほどのボリュームになるかもチェックしてみてください。
裾に紐が通っているものがありますが、引っ掛かるのでお勧めしません。
紐は無いほうが、きちんと見えますよ。
素材は軽いものを選びましょう。肩が凝りません。
マフラーやスヌードを明るめの色にすると、野暮ったくなりません。
フェイクスエードのキャスケットなど、帽子をかぶると断然おしゃれに見えます。
そんなモッズコートは、スキニータイプのデニムやパンツと合わせるのがお勧めです。
ダメージデニム(特に穴のあいたやつ)は、やめておきましょう。
20代ならともかく、返って老けて見えます。
モッズコート自体がきれい系ではないので、中に着る服はきちんとしたもので清潔感ある着こなし心掛けてくださいね。
まとめ
30代女性は、仕事や育児などやることが多く、ホントに毎日大変です。
ただ、30代になってから自分が好きなものや自分に似合うものが少しずつわかってきたという人も増えてきます。
周りに合わせるファッションより「自分らしさ」を大切に出来るようになるって素晴らしいですよね。
このサイトを参考に、自分に似合うコートを見つけて、冬のおしゃれを楽しみましょう。