乾燥が気になる季節になってきましたね。
皆さん、この時期のスキンケアは何を使っていますでしょうか?
いつもと変わらないなんて方もいらっしゃるのでは?
季節によってお肌を取り巻く環境は大きく変わってきます。
そのため、年齢だけでなく時期ごとのスキンケア選びが重要になってきます。
乾燥が気になるこの時期のスキンケアについて、今回は紹介します。
化粧水だけではダメなの?それぞれの役割は?
「スキンケアは化粧水だけ」なんて方もいらっしゃるかもしれません。
洗顔後の化粧水を、毎日なんとなく続けてはいませんか?
実は、化粧水だけではスキンケアとして不十分なことも。
そもそも、化粧水にはどんな役割があるのでしょう。
スキンケアには大きく分けて、「保湿」「整肌」「保護」という3つステップがあります。
この「保湿」に当たるのが化粧水です。
洗顔をするとなんとなくお肌がうるおうイメージがありますが、実際はその真逆です。
洗顔は汚れや皮脂を取り除いてくれるのはもちろんなのですが、
同時にお肌に本来備わっている保湿成分なども洗い流してしまいます。
そのため、洗顔後には化粧水で保湿成分を足してあげる必要があるのです。
化粧水は保湿ケアに最適ですが、
スキンケア全体として見るとそれだけでは不十分です。
化粧水でお肌にうるおいを与えた後は、乳液やクリームで「整肌」するのが重要になります。
整肌とは、お肌の水分と油分のバランスを整えることです。
洗顔後は保湿成分だけでなく、皮脂なども不足しがちです。
「皮脂が不足」というとなんだか変な感じがしますが、
実はお肌を健康に保つには、水分だけでなく適度な油分が必要になってきます。
洗顔後のお肌に適度な油分を与えるには、乳液を使うのが最適です。
乳液には洗顔によって失われた油分のかわりになって、
お肌が皮脂の保護膜をつくるまで、お肌を守る役割があります。
クリームには乳液より油分が多く含まれていますが、基本的な役割は乳液と同じです。
乳液やクリームにはお肌の状態を整えるだけでなく、「保護」としての役割もあります。
油分の膜でフタをすることで、洗顔後の無防備なお肌を保護すると同時に、
化粧水の保湿成分を逃がさないようにすることができます。
このようにスキンケアには「保湿」「整肌」「保護」の3ステップが必要です。
そのため、化粧水の保湿だけでは不十分なのです。
オールインワンだけじゃ物足りない効果的な使い方は?
最近ではオールインワンタイプの化粧品も増えてきましたね。
ものによっては化粧水から乳液まで、たった1本でOKの商品もあります。
朝など時間がないときに便利なオールインワン化粧品ですが、
お肌の状態や時期によって、それだけでは不十分なことも・・・
特に乾燥が気になる季節は、化粧水や乳液だけでなく、美容液も使うのがオススメです。
美容液にはスペシャルケアとして、美白やシワ・くすみ対策の効果があります。
また、お肌の悩みに合わせた集中ケアとしても便利です。
いつもより乾燥が気になる日の仕上げとして、乳液とクリームを両方使用するという方も多いです。
このように普段のケアやオールインワン化粧品だけでなく、
お肌の状態や時期によってスペシャルケアを採用するといいでしょう。
これで完成!寒さにも負けない美肌で安心♪
冬は気温だけでなく湿度も下がります。
また、暖房などもあってお肌が乾燥する原因のオンパレードです。
そのため、普段以上にお肌の乾燥に気をつかわなければなりません。
冬のスキンケアも基本はいつもと変わりませんが、
それにプラスしてシートマスクの使用をオススメします。
冬場は化粧水だけでは保湿力が不十分なため、
保湿力の高いシートマスクで補うのがベストです。
シートマスクは毎日使うわけではなく、
週に1~2回スペシャルケアとして使用するのがオススメです。
冬の乾燥や気温の低下は、コラーゲンの減少やお肌の健全な機能の低下も招きます。
そうなるとハリが失われ、シワやたるみができやすくなることも。
そのため、冬は化粧水やシートマスクでの保湿後、美容液による集中ケアも重要になってきます。
美容液には乾燥だけでなくくすみ対策となる美白効果や、
成分にコラーゲンなどを含むものを選ぶといいでしょう。
特にオイル系の美容液には、高い保湿力と持続力があるのでオススメです。
また、お肌の体温の低下を防ぐため、洗顔には30~35℃ぐらいのぬるま湯を使いましょう。
化粧水や美容液なども、人肌で温めてからお肌につけるのがベストです。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
普段行っているスキンケアもしっかりと手順を押さえていないと、
十分な効果が得られないなんてことにもなりがちです。
とにかく、スキンケアの基本は「保湿」「整肌」「保護」の3つです。
また、冬などの乾燥が気になる季節には、いつも以上の保湿ケアが必要になってきます。
これを機に、スキンケアの見直しをしてみてはどうでしょう?